Horn Trinity Koru (small)
¥39,500
バッファローの角がベースです。
丸く円を描くようなデザインは、先住民のマオリの言葉でKoruといいます。
まだ展開しきらない渦巻状のシダの新芽を表し
「新生」「成長」「力」「平和」の象徴とされています。
*素材*
Horn=角(使われなくなった骨董品のバッファローの角を使っています)
New Zealand Paua=ニュージーランドに生息するアワビの仲間
Pounamu=翡翠
ターコイズ
シルバー
紐はロウ引き糸を手編みで製作。
留め具部分にはパウアを使っています。
紐の長さ:約 25cm
Ocean Inlays Jewellery New Zealand
作り手
Yannis Petzold さん
海・太陽・星など身近にある自然からインスピレーションを得て
象嵌細工のアクセサリーを製作しています。作り続けて10年以上。
海を愛するサーファーです。
作品が生まれる場所
ニュージーランド北島の西海岸にある小さな町 Raglan(ラグラン)。
NZきってのサーフタウンとしても有名です。
街全体でエコ活動に取り組んでいて、ラグランではビニール袋は完全に廃止されています。
さすが、海と自然を愛する人たちが集まるところ。
歩いて回れるくらいの小さな町には、オーガニックなレストラン・カフェや雰囲気の良いショップもあり、心地よい空気が流れています。
素材となるもの
ベースとなるのは黒檀などの硬くて丈夫な木材や牛の骨など。
木材に穴を開けてパーツを嵌め込むため、柔らかい木だと割れてしまいます。
使命を終えたアンティークの置物やピアノの黒鍵などを切り出して使っています。
↓1800年代に使われていた木製のボーリング球も素材のひとつ。
パウアはニュージーランド近郊で採れるアワビの仲間です。
虹色に輝くブルーは、ゆらゆら煌めく海の色。
木や貝のもつ色や模様は、そのものがデザイン。
どれひとつとして同じものはありません。
貝の模様は波のようで、木目は星の軌道にも見えます。
黒檀は 夜のイメージ。
月の右横にあるのはスバルの星座です。
先住民マオリの言葉では ”マタリキ”と呼ばれ、
マオリの人たちはこの星座が見え始める頃を新年としています。
彼の作品との出会いは2014年。
オークランドの雑貨店でこのネックレスに一目惚れしたのがきっかけです。
ネックレスを購入した時には作り手の名前も分からずでした。
その後 私達がお店を始めることになり、このネックレスもお店で販売したい!
と作り手探しが始まりました。
探して探して、ようやくたどり着いたのが4年前。
私たちにとっても大変思い入れのあるネックレスです。
お店やオンラインショップは持たれておらず、週末のマーケットに出店されていたりします。
いつか作品を持って日本に行ってみたい!と言ってくれています。
ピンとくる1点に出会って頂けると嬉しいです。